義賊
義賊(ぎぞく)とは、国家や領主などの権力者からは犯罪者とされながらも、大衆から支持される個人及びその集団のことである。
盗賊と義賊を分離して定義したのは、イギリスの歴史家エリック・ホブズボームだった。ホブズボームは民衆運動について研究していたため、民衆の間で支持される義賊という存在について考察する必要が生じていた。ホブズボームは1959年に出版された『原初的反乱者(Primitive Rebels)』(邦訳は『素朴な反逆者たち――思想の社会史』)以後の著作において一般的な盗賊の他に「社会派盗賊」(social bandit)という区分を提示した。社会派盗賊は、ここでいう義賊のことである。
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