知識の利用と獲得のジレンマ
知識の利用需要は一番詳しい人に集中する(これ自体に細かい条件はあるけどいったん置いといて)
だから自分の知識を利用して価値を生み出す効率を高めるためには「一番詳しい人」になる必要がある。これはよく言われること。
一方で、知識を得る効率を考えた場合、自分が一番であるよりも、自分より詳しい人のそばにいた方がいい。
このジレンマを解消する方法を考えてた。
ある組織Aで分野Xで一番、分野Yで二番以下になり、別の組織Bで分野Yで一番、分野Xで二番以下になれば、どちらの組織でも一番と二番以下の両方の恩恵を得られるのではないか。というわけで複数の組織に属することが有益であるという理由の一つが知識の獲得&利用の効率化である。
分野を限定せずに「一番詳しい人」は存在しない。