目的を持たない人には生産性は無意味
関連
文脈
・「人がダブついて人件費が適切な状態では無いのでは?」
・「景気・業績見通しがいまいち不透明だから固定費を圧縮しておきたい」
という問題意識がでてきた時なのだと理解しておくと受け身を取りやすいと思います
Jin_AnityA 昔、仕事で「生産性を上げてシステムでできる事はシステムに、人は人しかできない仕事をやろう」という話をして、それはそれは色んな反応を頂いたのですよね こんなスライドで話をしていた
人しかできない創造的だったり、課題解決型の仕事をみんなやりたいと思っていたのですよね。キャリアパスももっと付加価値の高い仕事を通して前に進めていきたいよね!と
https://pbs.twimg.com/media/GkJoLZ9bAAAu2xO?format=jpg&name=large#.png
Jin_AnityA 仕事が全てで課題解決こそ仕事って思っているのは割と特殊なタイプだとよくわかってなかったのですよね。 創造的や課題解決をできる人にとっては良いけど、別にそこを望んでない人というのも結構いるというのが理解できなかったし、するつもりもなかった。正社員なら当たり前だろうと。オペレーションやりたいなら正社員である必要なくないか?と
でも、同じ仕事を安定的なやって、そこそこお給料貰ってそこそこ働いてそこそこ早く帰って休む方が良いという人も結構いると、後に知るのでした
もちろん、生産性が高い→利益率が高い→給与水準も高いとなる(こともある)ので、回り回って労働者にも影響はあるのだけど、直接的には経営にとって重要な概念なのですよね
Jin_AnityA 「AIを使ってより付加価値の高い仕事にシフトする」というのも、より付加価値が高い仕事を志向する労働者にとっては良い事なのですよね。キャリアを積んでもっと面白い仕事をやりたい人には良い でも、そうでも無い人というのは、それなりに沢山いたりするのですよね。それを良く理解してなかった(する気もなかった)ので、たくさん石が飛んできましたね。懐かしい…
Jin_AnityA 経営が「生産性」をメッセージとして強く出す時には、それを完徹するという意志の表明であって、「誰をバスに乗せて、誰をバスから下ろすか」という話なのですよね リモートワーク解除と同じで、明確には語られない意志も含めて宣言している
会社の利益、付加価値や課題解決に興味がない人は評価しませんよ(柔らかい表現)というメッセージとして理解した方がちょっぴり大人だと思います
>Jin_AnityA フルリモート停止で荒ぶってるツイートが流れてくるが、本当に嫌ならば会社とは雇用契約なのだから転職、独立、FIRE好きな選択肢を選ぶ権利がある x.com/Jin_AnityA/sta… Jin_AnityA 「これからちょっぴり選別しますよ!」とはっきり言うと色々と要らぬ紛争か発生する可能性があるので、ポジティブな味付けをしたり直接言わないで制度を修正していったりしてメッセージを出す訳ですね 予めマイルドに告知してくれるのは優しい…
Jin_AnityA 人件費や福利厚生の圧縮というのは従業員側のメリットを減ずる行動なので、経営側が決めるしかない。従業員側から積極的に提示される事は無い 社員が自ら同僚をレイオフや降格して恨みを買ったり、快適なフルリモートという権利を手放したりしないよねと
労使の関係の根源的な相容れなさは、景気や業績の後退局面で明確になる。振り分けるお金が沢山ある時は良いのですよ。
生成AIによる「生産性」を上げるには、経営がまず率先して覚悟しないと難しいというのは、生産性を上げるにはヘッドカウント・人件費に踏み込まないといけないから
生産性は、業種や職種によって定義が様々なのだけど、
生産性=営業利益÷社員数
生産性 = ビジネス上のメリット ÷ メンバー数
みたいな形だとすると、次のどちらかになる
・社員数を減らす
・利益を上げる
社員数はダブついているならば調整しないとねという話になるが、これは経営でないとできない
少なくとも少数のチーム(社員)でより儲かる仕事を作るというのが基本になるのですよね
Jin_AnityA これも経営というプレイヤーで資本主義ゲームに参加する人を少し観察すればわかる事だとは思う。自分の身銭で会社を経営すると一撃で理解できる 剥き出しの経済合理性は従業員に対しては極力隠そうとするのですよね。要らぬ対立を生み出してデメリットが大きい
Jin_AnityA 例えば、エンジニアブームと呼べる様なエンジニア採用も、その報酬、つまり、人件費に対する成果を見直される 生産性に寄与しているかどうか。実はそうでも無い場合が結構あるのではないか?と言うような問いもでてきたりする
Jin_AnityA 自社のビジネスにも顧客への提供価値も興味が無い人は何を持って自分の人件費を正当化するつもりなのか?社員である必要があるのか?という極々基本的な問いが行われる 景気・業績が良い時は労働者側が強く(売り手市場)、
逆に、悪くなると経営側が強く(買い手市場)なる
単純に需給によって大きく動く事があり、自身の実力を過大評価したり、現状がいつまでも続く前提で振舞っていると、受け身が取れない事態もありうる
Jin_AnityA 少し振り返れば、家族主義、終身雇用の様なシステムが覆って来た訳で、フルリモートや採用の為つけた福利厚生は、もっと簡単にひっくり返ると考えるのが妥当な認識だと思うのですよね ほんの20年経つか経たないかという時期に起きた事を簡単に忘れられるのは、なかなか興味深いなとは思うが…
「目的に近づく行動を生産性があるとし、遠ざかる行動を生産性が無いと言う」
という定義も割と気に入っている。
行きたい場所が分からないなら、生産性を語る事はできない訳ですね