申請と能力
この「申請」(Application)を「応用」に変えてしまって大丈夫だろうか?
能力と応用、この二つがなければ高みに到達することはできない。
ここは「応用」でもいいけど、残りは申請・応募の意味だな。
高い役職に応募しないことによって得られる優越よりも、応募することによって得られるものの方が多い。
仕事は名声のために支払われる対価であり、費用が少ないもの(大したことない仕事)は価値も少ない。
最高位のポストであっても、応募する人が少ないだけで、能力が不足していることはほとんどない。
地味な役職で目立つよりも、偉大な役職でのほどほどの成功を好むのは筋が通る。
しかし、偉大な役職で輝くことができるのに地味な役職で平凡に過ごすことには筋が通らない。
自然と芸術(生まれ持った性質と、それを磨き上げること。see 卓越性には研磨が必要)の両方が必要であり、応募がそれを結びつける。 申請と能力
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申請と能力。この二つがなければ高みに到達することはできないし、この二つが一体となったところに最大の高みがある。中庸は、応用なしに得られる優越よりも、応用によって得られるものの方が多い。仕事は名声のために支払われる対価である。費用が少ないものは、価値も少ない。最高位のポストであっても、不足しているのは申請だけで、才能はほとんどない。地味な役職で目立つことよりも、偉大なことでの適度な成功を好むことは、寛大な心の言い訳になるが、最高のものの中で輝くことができるのに、地味な平凡さに満足することは、そうではない。このように、自然と芸術の両方が必要であり、応用がその上に印章を置くのである。