生成AIで大量のパブコメ投稿
2025-02-19
原発を最大限活用すると打ち出した政府のエネルギー基本計画のパブリックコメント(意見公募)を巡り、10件以上投稿した46人だけで計3940件の意見を寄せていたことが19日、経済産業省の調べで分かった。要旨を入力するだけで類似内容の文章をすぐに作成できる生成人工知能(AI)を活用したとみている。全意見の約1割に当たり、反原発の訴えが大半だった。 経産省は、X(旧ツイッター)やLINE(ライン)で、生成AIを使ってパブコメ案を作成しているやりとりを確認。複数人でシフトを組んでいる事例も見つけた。
同内容の複数投稿には「水素発電を推進 原子力発電反対」や「原発再稼働 新設には絶対反対です!!!」などがあった。1人の最大投稿数は457件だった。
多様な意見を取り入れることが目的の意見公募で生成AIによる大量投稿が頻発すれば、本来は政策に反映されるべき意見が埋もれてしまう恐れがある。
こういう行動が行われるので「量が重要なのではない」というメッセージを繰り返し伝えていく必要がある
それと同時にマイナンバーカード認証などを使って1人1件に制限したり、たくさん投稿してきた場合は係数を減らすなどの処理が必要だ