物事の内部を見る
物事の内部を見る
cxlvi
物事の内部を見ること。
物事は一般に見かけとは違うものであり、皮の下に目を向けない無知は、核を見せると信じられなくなるものである。嘘は常に最初につき、取り返しのつかない低俗さで愚民を引きずり込む。真実は常に最後尾で、時間の腕の中で足を引きずっている。それゆえ賢者は、共通の母が賢明にも二重に与えたその力の残りの半分を、真実のためにとっておくのである。欺瞞は非常に表面的なものであり、表面的な者は容易にその中に陥る。賢明さはその奥にひっそりと住んでおり、賢者や賢者だけが訪れる。