熟議のための4つのステップ
https://gyazo.com/08d1a255f8f4417c976e46cc418df6a7
動画
https://youtu.be/ukna6wZg-8A?t=697
第一ステップ: 客観的ステージ(or 事実)
すべてのステークホルダーから観測可能な事実を収集する
nishio.iconpollingしないよ、とも言っている。ここは意外に思う人もいそう。
僕なりの解釈:
アンケート的な方法でデータを収集することは、そのアンケートの質問項目を決める段階ですでに思考の既存の枠組みに囚われている なのでその枠に収まらない情報を収集することに失敗する、そして収集できたものだけに注目してしまう、これは一見客観的に振る舞っているが実は質問項目を決めた人の主観的な思い込みを再現している
そうではなく「トピックに関係ありそうだと人々が思うこと」をまずは無条件に収集するべきだということ
第二ステップ: 感情
人々がどのような感情を持つのか聞く
同じ事実でも人によって異なる感情を持つ
喜んだり悲しんだり怒ったり
感情に良い悪いはない
nishio.iconある客観的事実Xについて、ある人Yが主観的にある感情Zを抱いたとき、この三つ組(X, Y, Z)は客観的な観測事実であり、熟議のために収集すべき対象ということ
第三ステップ: アイデア
どのアイデアが最良であるかは、どれだけ多くの人の感情をケアしているかによって決まる
第四ステップ: 決断
公共部門に関しては大臣が決断の責務を負うが、少なくとも人々の事実と感情とアイデアを心に置いて決断できる