決して出し惜しみしてはならない。
決して出し惜しみしてはならない。
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決して恥をかかないことは、慎重さの大きな目標である。それは本物の人間の証であり、崇高な心の証である。なぜなら、大らかな心は簡単には消えないからである。情熱は魂の湿度であり、その過剰はすべて思慮を弱める。もしそれが口から溢れ出れば、評判は危険にさらされる。したがって、人は自分自身に対して非常に大きな支配者であるべきで、最も幸運な状況でも、最も不利な状況でも、何事も彼の自制心を妨げて評判を傷つけることはなく、むしろ彼の優位性を示すことによって評判を高めることができるのである。