最初の者であることは、卓越である
その種の最初の者であることは、卓越したことである。
lxiii
この種の最初の人物になることは卓越したことであり、その点で卓越することは二重の意味で卓越したことである。対局者が同じであれば、先手を取るということは大きなアドバンテージとなる。多くの人が、その種の最初の者であったなら、正真正銘のフニックスであっただろう。最初に来た者は名声の継承者であり、他の者は弟分の小遣い程度にしかならない。何をしようとも、自分がオウム以上の存在であることを世間に説得することはできない。神童の技量は新たな道を切り開くかもしれないが、その道中には慎重さが伴う。賢者はその事業の新しさによって、英雄の黄金律にその名を記す。ある者は、大きな功績で二番手になるより、重要でないもので一番手になることを好む。