日記2025-07-04
nishio 審査する側の気持ちになって考えれば当たり前のことで、頭で考えただけの企画書と、プロトタイプを作って得られた知見が書かれてる企画書が競争になったときに、前者は単なる妄想だから見劣りする。新技術はコストを変動させて競争環境を変化させる。必然、環境変化に適応する力が問われることになる。 >rk611: IVSで聞いたホットトピック。DeNAさんではプロダクト企画は企画書ではもう通らず、Devin等を使ってプロトを作ってこないとダメになった、とのこと。
やばい。
nishio 「深く考えた」は提案者の主観であって、審査する側はそれを観察したり他の提案者と比較したりできないから審査基準になり得ない。 「長時間考えた」なら計測可能だが、誤った前提の上で長時間考えても価値ゼロなので、やはり評価されない。
>cactaceae: プロトタイプを作ってるから知見が深くなった結果プロトタイプが必須になってるのかなー
僕が審査するならどれだけ深く考えたかできめたいけどな
nishio チームみらいのソフトウェア開発には今までに56人が参加して1483件の貢献をしていて、その貢献の40%はAIのDevin君がやっている。これが現実的なAIの活用比率だ。「100%AIでできる」も極端だし「AIなんか信用できるか(AI0%)」も極端。AIが4割の仕事をすることで生産性が1.7倍になる、これが現実。 https://pbs.twimg.com/media/Gu_zBTxXYAAuRvn?format=jpg&name=medium#.png
nishio 1.7倍って少ないなと思ったら人間カウントされてるコミットも8割AIだったか! 申し込んですっかり忘れてたLTの準備をした
本は発売された