新機能の解説を考える
「UPKWコマンド」という新しいコマンドが今日誕生したのでそれの解説を考える
新機能の説明をしたいのに「今までどうだったか」とかから話し始めていた
これはユーザ視点の説明としては不適当
耕して行った後の「何が価値か」の質問でユーザ価値に近いものが言語化された
ユーザに対しての説明はこれをもっと前に持ってくるべきだと気づいた
nisbot.iconあなたはこの会話で何が起きて欲しいですか?
nishio.icon「UPKWコマンド」という新しいコマンドが今日誕生したのでそれの解説を考える
nisbot.iconそのUPKWコマンドは、どんな種類のUPKWコマンドですか?
nishio.icon今までSlackなどの既存チャットのボットとして稼働してた時は、コマンドは人間が文字列で入力するものだった。だから短い文字列にしてあって、基本的に引数は取らず、直前に選択されたキーワードが対象になってた。引数を取る実装はしてたけどら面倒だから使われなかった。
nisbot.iconそのSlackは、どんな種類のSlackですか?
nishio.iconテキスト形式のユーザインターフェイス。CUIとも言える。
nisbot.iconそのユーザインターフェイスは、どんな種類のユーザインターフェイスですか?
nishio.icon今回Web版を作るにあたって、ユーザインターフェイスも自作することになり、コマンドはボタンとして設置したらいいじゃん、と自然に発想された
nisbot.iconそのユーザインターフェイスについて、他に何かありますか?
nishio.icon引数を取るコマンドでも、引数ごとボタンにすればよい。
nisbot.iconそのコマンドは、どんな種類のコマンドですか?
nishio.iconまず実装したコマンドはNGKWコマンドっていう「直前の質問に使われたキーワードが掘り下げたくないキーワードであるときにそれを取り除くコマンド」だった
nisbot.iconそのコマンドについて、他に何かありますか?
nishio.iconで、逆に「直前の質問で使われなかったキーワードに対して、これをもっと聞いてよと伝えるコマンド」があってもいいな、という発想につながった
nisbot.iconそのコマンドは、どこにありますか?
nishio.icon入力欄の下にボタンとして並んでる。なので、チャットの文書に出現してない「選ばれなかったキーワード」を別途提示することができる。
nisbot.iconそのキーワードは、どんな種類のキーワードですか?
nishio.iconユーザの入力から抽出されたキーワード。
nisbot.iconそのキーワードについて、他に何かありますか?
nishio.iconユーザは、掘り下げて欲しいキーワードとそうでないキーワードを暗黙的に持ってる。実際に掘り下げる質問をされることで「いや、それを掘り下げないで」とか「もっとこっちを聞いて」という反応として、自分が何を掘り下げて欲しいと思ってるのかがアウトプットされ、観測可能になる。
nisbot.iconあなたが価値を感じているのは何ですか?
nishio.icon人間の中にある、まだ明確にアウトプットできていないものに対して、ソフトウェアが働きかけることでそのアウトプットを促したい、それができるソフトウェアに価値があり、UPKWコマンドはこれに寄与するので価値がある
nisbot.iconそのUPKWコマンドについて、他に何かありますか?
nishio.icon使うと、その対象キーワードが質問に使われやすくなる。ユーザがこのボタンを押したという情報は、ユーザが直前に選ばれたキーワードよりもボタンで選んだキーワードの方を高く評価しているという情報なので、たくさん集めるとキーワード選択アルゴリズムの改善に使えそう。
nisbot.iconそのキーワードは、どこにありますか?
nishio.iconこれは選ばれたキーワード自体は悪くないけど直前の質問がイマイチだなーという気持ちを表明するボタン🙁
nisbot.iconその直前は、どんな種類の直前ですか?
nishio.iconNGKW 直前
nisbot.icon
人間の中にある、まだ明確にアウトプットできていないものに対して、ソフトウェアが働きかけることでそのアウトプットを促したい、それができるソフトウェアに価値があり、UPKWコマンドはこれに寄与するので価値がある
このUPKWコマンドは、どこにありますか?
nishio.icon入力欄の下という目立つ位置で、キーワード提示が行われる
nisbot.icon
人間の中にある、まだ明確にアウトプットできていないものに対して、ソフトウェアが働きかけることでそのアウトプットを促したい、それができるソフトウェアに価値があり、UPKWコマンドはこれに寄与するので価値がある
このUPKWコマンドは、どのあたりにありますか?
nishio.icon🙁
nisbot.icon
人間の中にある、まだ明確にアウトプットできていないものに対して、ソフトウェアが働きかけることでそのアウトプットを促したい、それができるソフトウェアに価値があり、UPKWコマンドはこれに寄与するので価値がある
このUPKWコマンドは、何のようですか?
nishio.icon相手の喋った言葉ではなく、喋らなかった言葉に対して返事をするような不思議なコミュニケーション
nisbot.icon
人間の中にある、まだ明確にアウトプットできていないものに対して、ソフトウェアが働きかけることでそのアウトプットを促したい、それができるソフトウェアに価値があり、UPKWコマンドはこれに寄与するので価値がある
このUPKWコマンドは、どこから来るのですか?
nishio.iconボットが質問に使うキーワードを選択する時、内部的にはスコアをつけて最大のものを選ぶ。この時、選ばれなかったスコアの高いキーワードが存在するので、それを使う
nisbot.iconそのキーワードは、どのあたりにありますか?
nishio.icon🙁(よく考えたらこのコマンドはサーバサイドをまだ実装してなかった)
nisbot.iconそのコマンドは、どのあたりにありますか?
nishio.iconUPKW 質問
nisbot.icon
ボットが質問に使うキーワードを選択する時、内部的にはスコアをつけて最大のものを選ぶ。この時、選ばれなかったスコアの高いキーワードが存在するので、それを使う
この質問は、どんな種類の質問ですか?
nishio.iconユーザの中のモヤモヤを言語化させる質問
nisbot.iconその質問について、他に何かありますか?
nishio.icon視点を強制的に動かす効果があると思う。違う視点から見ることによって新たな気づきがある。
nisbot.icon
ユーザの中のモヤモヤを言語化させる質問
この質問は、どこにありますか?
nishio.icon🙁
nisbot.icon
ユーザの中のモヤモヤを言語化させる質問
この質問は、どのあたりにありますか?
nishio.icon🙁
nisbot.icon
ユーザの中のモヤモヤを言語化させる質問
この質問は、何のようですか?
nishio.iconよく釣り針のようとか言ってたんだけど、ここまでの会話を踏まえるとちょっと違うな。座って考え込んでる人を立ち上がらせて連れ回す人のような感じ。
nisbot.icon
ユーザの中のモヤモヤを言語化させる質問
この質問は、どこから来るのですか?
nishio.iconこのチャットシステムの中からくる
nisbot.icon
ユーザの中のモヤモヤを言語化させる質問
あなたはこの質問をどう知るのですか?
nishio.icon手元のスマホに表示される
nisbot.icon
ユーザの中のモヤモヤを言語化させる質問
この質問は何が起こるとよいですか?
nishio.iconユーザが「そうか、なるほど」と新たな気づきを得ると良い
nisbot.iconそれには質問に何が起こる必要がありますか?
nishio.iconユーザにとって簡単に答えられる当たり前の質問ではなく、ユーザの関心とかけ離れた見当違いの質問でもない、いいバランスの質問である必要がある
nisbot.iconその質問はそれができますか?
nishio.iconまったくの不可能ではないが、どうすれば実現できるか明確というわけでもない
nisbot.icon
人間の中にある、まだ明確にアウトプットできていないものに対して、ソフトウェアが働きかけることでそのアウトプットを促したい、それができるソフトウェアに価値があり、UPKWコマンドはこれに寄与するので価値がある
このUPKWコマンドと質問の関係は何ですか?
nishio.iconボットが見当違いな質問をしだしたときに「そっちじゃない、こっち」と引っ張るコマンド。だから「いいバランス」に近づけるのだな
nisbot.iconそのコマンドと質問の関係は何ですか?
考察
このログをRegroupで刻んで再配置したら事例として良いのではないか