断片的書き物Scrapbox化実験
このノートは、メモ書きと情報管理のためのデジタル・プラットフォームであるScrapboxに本を翻訳して取り込む過程について述べている。著者は、著作権フリーの英語の古典を日本語に翻訳し、Scrapboxに追加する実験を行った。著者の主観的な解釈と解説を翻訳に加え、ユニークな価値提案を生み出した。著者はまた、インクリメンタルリーディング法も試してみた。しかし、このプロセスは期待したほど効率的でないことがわかり、プロジェクトは1年で打ち切られた。omni.icon
デジタルプラットフォームを利用した書籍の翻訳と読解は、個別化と相互作用の可能性を提供する一方で、スムーズな読解体験を確保するための慎重な計画と実行を必要とする。
タイトル: 「Scrapboxを用いた書籍翻訳と読解の可能性と課題」
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断片的書き物Scrapbox化実験
2018-07-28 断片的書き物をScrapboxに1個1ページでインポートしてリンク化したら面白いのではないか。 2022-01-28
これを書いた時には脳内に日本語に翻訳された書籍があったが、エンジニアの知的生産術を翻訳してたら、著作権の切れている英語版から自分で翻訳するのもアリだなと思い始めた
なぜなら、きっちり訳す必要はないから
2022-01-29
補足説明
2018年には「和訳の紙の書籍」が先にあって、それを裁断スキャンし、非公開の場で実験するか、引用だと主張できる程度に加筆をするか、ということを考えていた
2022年のエンジニアの知的生産術の翻訳過程で「『助長』の出典について説明したいが、手元に和書がない、Wikisourceには原典とその英訳がある、この英訳をベースにすれば著作権フリーじゃん」となった
つまりこういうこと
英語版が著作権フリーで公開されている古典を選ぶ
それを機械翻訳してScrapboxに置く
それを読みつつコメントを書いたりリンクを付与したりする
すべてを訳さない
書籍全体が数百年の時の試練を生き残ったとしても、それは書籍のすべての部分に均等に価値があるということではない
西尾の主観により現代に向けたフィルタをする
省略されていない全文を読みたい人は公開されている原文を読めばいい
日本語で読みたいならそれを機械翻訳すれば良い
つまり僕が付加価値を生み出せる方法は僕の主観を入れることであり、それが差別化であり、利潤の源泉
初回、ちょっとたくさんやりすぎた(=20)、少しずつ足す方が良いように思う
って思ったけどそんな「コツコツまめに」できるはずがないから一気にやって検索や社会的トリガーで浮いてくるのを徐々に加工する方が現実的だと思い直した
2022-01-29
キリのいいところで〜49を訳しておいた
キリのいいのは〜50なんだけど、ページがそこで分かれてるので。
2022-01-30
とりあえずさらに50枚追加しておいた
2022-02-12
自分の書籍の目次をScrapbox化しようかと思ったが先にこちらをする
前回はxcixが最後なので今回はcから
まずページ全体をテキストエディタに貼り下記を修正
ページが分かれて段落の途中で刻まれてる
タイトルが本文の一部として再利用されてる
番号は文中単語の一部と混同されるので改行を直後に入れる
5〜7件ずつ翻訳してScrapboxの出典のページに貼る
翻訳まちの数秒はストレッチをしてる
この時間に次の翻訳項目を選択しとこうとしたことがあったが、文字数オーバーを起こした時にどこまで戻ればいいかで混乱するのでやめた
きちんと計らなかったがここまで15分以内
Scrapbox的に面白いタイトルをつけてページにくくり出していく
これでトップページに50件くらい新着記事ができる
これは失敗だったかも
ページを開いて見ていくのが面倒
何が問題か
一つのページからたくさんのページへのリンクがある時、その中から一つを選んで見ることには「意思決定」が必要になる
ところが次々コンテンツが出てくるTwitterしかり、コンテンツが一次元に並んでてページをめくれば次々と出てくる書籍しかり、人間は意思決定が嫌いなので、意思決定することなくコンテンツが出てくる方を好む
Incremental Readingを連想したのは、あれも断片が出てくるが、どれを読むかの意思決定は人間がしない、間隔反復法によって決まる
新しい50枚を追加する前に、前回追加した50枚を処理済みだと思えなければいけなかった、しかし中途半端な状態でさらに追加してしまった
結局、今日は前回の追加分を上から順に読んでいった
2022-02-16
説教くささについて
「何々をしなさい、何々をしてはいけない」という話はつながりにくい
2023-03-01
続けられないまま1年が経ったので終了