数理資本主義
「数理資本主義」には、「数学が国富の源泉となる経済システム(「資本主義」)」という意味とともに、「理数系人材を資本(「数理資本」)として重視する考え方」という含意もある。この両方の意味における「数理資本主義」にふさわしい新たな経営システムや社会システムを構築した国こそが、第四次産業革命の勝者となるであろう。
理数系人材の産業界での活躍に向けた意見交換会の報告書『数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~』を取りまとめました (METI/経済産業省)
資本を金銭的なものに限定しないで、知識も資本であると考える「知識資本主義」は以前からよく知られているものだが、それをより明確に「数学的知識を持っている人材は資本である」としたのが「数理資本主義」だと理解した。