技術と党派性
2026-02-14
nishio 技術と党派性の話を考えてたんだけど、僕は「世界のどこかで新しい技術が生まれると良い」「その新しい技術が速やかに世界に共有されると良い」的な価値観なので、技術と党派性のベクトルが直交してる感じだな。
nishio 「小さいベンチャー的組織が新しい技術に率先してコミットすることによって先行者利益や競争優位を得て成長する」ってのは「良いこと」でも「悪いこと」でもなく「当たり前の現象」であり、直交している。民間企業ではなく国政政党でそれをやるって発想は僕にはなかったので面白いなと思っている
nishio 先行者が技術投資を回収するまで技術の拡散が止まるのも「当たり前の現象」だと思ってて、それを否定したら技術投資のインセンティブが下がりすぎると思う。一方で僕の思想は「技術が広がるのが良い」なので、しばらくしたら「このシステム、オープンソースにしないんですか?」と言い出すだろう
nishio まあ僕はAIプログラミングの時代に先行者がソースコードの秘匿で競争優位を保てるかどうかはかなり怪しいと思ってるし、多分同じ感覚だと思うのでいずれ公開されるんじゃないのかな、単に「より優先度や緊急度の高いタスクで大忙し」なだけだと思う
nishio 市民が着想を得て似たものを作ることは推奨されるべきだと思うし、台湾のg0vも、元々「市民が許可を得ずに政府サイトをフォークする」という活動であった
勝手にフォークすることは競争性を高めて改善のインセンティブを産むし、作ったものを見てから良し悪し判断する方が楽
追記
「世界のどこかで新しい技術が生まれると良い」
日本である必要はない。たまたま日本で盛り上がっているし自分も日本にいて日本語話者だから議論に参加しやすくて助かる
「その新しい技術が速やかに世界に共有されると良い」
日本語話者であるので、日本で生まれたものを世界に共有すること
きっかけ
Xユーザーの落合陽一 Yoichi OCHIAIさん: 「「政党・企業によらない」政治のデジタル化オープンソース基盤Open Japan PoliTech Platformをつくってみた」 / X
nishio "「政治用ツールに党派性があるのは微妙」だという立場を私はとっているので,g0vとチームみらいは結構違うもの"
日本でg0vに相当するのは2025年1月に安野さんと鈴木健さんが立ち上げて安野さんが政党立ち上げのタイミングで離れた"デジタル民主主義2030"か昔から活動してるCode for Japanだと思う
nishio ちなみに僕はチームみらいを応援しているのではなく、デジタル民主主義を推進しているのだが、目下のところデジタル民主主義の発展に対する寄与の大きな割合をチームみらいが占めてるから相関高くなるのはしょうがないよなという感じ、他の党もやってほしい
>nishio: #安野たかひろ さんに「選挙期間中に例えば他の候補がTTTCを使ってきたらどう思います?」と聞いたら「日本のデジタル民主主義を推進する上で良いことだ」と即答したので、この人は本当に日本の未来のために行動してるんだなと思ったし、僕もTTTCの普及活動をしていこうと思ってる x.com/nishio/status/…