憲法改正
2024
日弁連は、2017年2月17日に「日本国憲法に緊急事態条項(国家緊急権)を創設することに反対する意見書 」を、2022年5月2日に「憲法改正による緊急事態条項の創設及び衆議院議員の任期延長に反対する会長声明 」を公表し、緊急事態条項は、極度の権力集中による政府の権力濫用の危険性が高く、民主主義の根幹をなす人権が大幅に制限される可能性があり、ひとたび行使されれば立憲主義が損なわれ回復が困難になるおそれがあることから、内閣に法律と同様の効力を持つ政令制定権を与えることに反対しました。
憲法は制定・施行されてから70数年間、1回も改正が行われていません。大きく変化した国内外の環境に合わせて、憲法にもアップデートが必要ではないでしょうか。
日本国憲法の3原則は変えません ・国民主権・基本的人権の尊重・平和主義
4項目の改正・追加を提案します
1.安全保障にかかわる「自衛隊」の明記と「自衛の措置」の言及
2.大地震が発生した時などの緊急事態対応を強化
3.参議院の合区解消、各都道府県から1人以上選出
4.家庭の経済的事情に左右されない教育環境の充実