山が美しくても山とは結婚しない
何かの対象に好意的な感情を持つことと恋愛や結婚を考えることは別である
飲み会でなんでも恋愛に結びつけて話す人がいて、なんでなんだろうなという話を妻にしていたら出てきた表現
「好意的な感情」には恋愛感情以外にも色々なスペクトルがあるが、それを認識できていないのでは、という話になった
男性アイドルの推しがいる女性に対して、おじさんが「でもその人とは結婚できないじゃん」と言う
よくある話
女性の側は「はぁ?」みたいに思っているが、言っても伝わらない
どうすれば伝わるのか考えた結果、「山が美しくても山とは結婚しない」になった
これは僕にとってはなるほど感がある
そうだよね、「山が美しいな〜」「見てると癒されるな〜」って気持ちは「山のことを恋愛として好き」とか「山と結婚したい」ではないよね
「山を見てると癒されるな〜」という意味で「山が好き」って言った時に「でも、山とは結婚できないじゃん」と言ってくる人がいたら僕でも「はぁ?」ってなる
好意のバリエーションが少なかったり、解像度が低かったりする人がいるわけか