尖った部分を残したほうが強い組織ができる
1万冊以上の本を読む読書家で、40冊を超える作家にもなると、本質をシンプルに表現する力が極限にまで洗練されていくんだなと感動した。
もはや、美しい。
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尖った部分を残したほうが、 「強い組織」 ができる
強い組織: 面積が大きい
一人ひとりが「尖っている」
隙間を埋めるのが上司 (マネージャー)の役割
弱い組織: 面積が小さい
一人ひとりが「丸く」削られている
・長所や短所は、その人の「尖った部分」、すなわち「個性」
・人の意欲や能力は面積に比例する
・上司は部下の「尖った部分」を削ろうとしないこと
・人は「小さい丸より大きい三角形」であるべき
・「丸くしないで、尖ったまま人を使う」からこそ、組織は強くなる
・戦国時代の「石垣」と同じ
・すべての社員が管理職になりたいわけでない
・上司は、「頑張って努力を続ければ、必ず苦手を克服できる」と考えがち
・みんなが「得意なもの」を伸ばしてチームをつくるのが、もっとも合理的
・人には「向き・不向き」がある
・「向いている仕事」を任せたほうが成果は望める
マジで共感。
・「万能な人材」など、いない
・攻めが得意な人は守りが苦手で、守りが得意な人は攻めが苦手
・人の性格は、そう簡単に変わらない
・弱気な人に「もっと強くなってこい」と時間をかけて修練を積ませても、大きな変化は期待できない
まるで、パズルのピースのよう。
日本人はどうしても均質化しがちだけど、マネージャーは人の個性(強み)を正しく見極めて、尖った人材をどう組み合わせ、組織のケイパビリティを最大化していくかが今後ますます求められそうだなと。
良記事&良本でした。
Kindleで無料だったnishio.icon