壁に穴を開ける個人
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左は「水が堰き止められているので穴を開ける」で描いた図
これを描いたとき、堤防に穴を開けるイメージで、堤防は客体であり、自分自身は穴を開ける行為の行為者だと考えていたが、龍樹を読んでて行為と行為者の不可分性という視点を得て「対象だと思っているそれが自分である」という視点の展開をしたところ、それって「複数組織に属する人によって接続された組織の集合体」の組織の境界をまたぐ人だよなと気づいた。
複数の組織を見ることによって、水位の差を知ることができる。それはあるところに存在し、あるところに存在しないリソースであり、それが単なる財の場合ですら貿易商が成立していた。
現代においては、使っても消費されない財、コピーすることによって価値が増える財、などのネットワーク財的なものが増え、しばしばunder-useの問題が起きている。それを繋ぐことによって双方にとって有益な価値が生まれる。
壁に穴を開ける
(7.2.5) 組織の境界をまたぐ知識の貿易商戦略
バウンダリスパナ