報道の自由度70位
gemini.icon国境なき記者団が発表した2024年の「報道の自由度ランキング」において、日本は70位となり、G7主要7カ国の中で最下位となりました。前年の68位から2つ順位を下げています。
このランキングは、報道の自由の専門家によるアンケート結果に基づいており、政治的圧力、経済的利益、暴力、検閲、メディアの多様性などの要素を総合的に評価しています。
日本が低順位となった理由としては、記者クラブ制度によるメディアの自己検閲や外国人記者への差別、特定のテーマについて報道するのが難しいことなどが挙げられています。
主な指摘
政治的圧力や男女の不平等により、反権力としてのジャーナリストの役割が頻繁に妨げられている
12年の第2次安倍政権の発足以降にジャーナリストに対する不信感が広がった
記者クラブ制度がメディアの自己検閲や外国人記者らの差別につながっている
議論
このランキング結果を受けて、日本の報道の自由について様々な議論がされています。
政府による言論統制ではなく、メディアの寡占問題が原因である
特定の思想に染まった活動家による検閲状態である
記者クラブ制度の問題だけでなく、メディアの怠慢も指摘すべきである
そもそもランキングを鵜呑みにすべきではない
参考情報
国境なき記者団: https://rsf.org/
朝日新聞デジタル: https://www.asahi.com/articles/ASS533PSPS53UHBI016M.html
日刊スポーツ: https://news.yahoo.co.jp/articles/14861c3fe67e85674ba4b3c401848933d2327514?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240505&ctg=ent&bt=tw_up
その他
日本の報道の自由度ランキングは、民主党政権時代の方が高かったという指摘もあります。
報道の自由度ランキング以外にも、フリーダム・ハウスの「報道の自由度ランキング」など、様々な指標があります。
報道機関の独立性や透明性は、民主主義社会にとって非常に重要です。今回のランキング結果を踏まえ、日本の報道の自由について議論を深めていくことが重要です。
raw data
asahi 報道の自由度ランキング発表 日本は順位下げ、G7最下位の70位
国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)は3日、2024年の「報道の自由度ランキング」を発表した。調査対象の180カ国・地域のうち日本は70位(前年68位)となり、主要7カ国(G7)の中で、最下位だった。
報道の自由度ランキング発表 日本は順位下げ、G7最下位の70位:朝日新聞デジタル
国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)は3日、2024年の「報道の自由度ランキング」を発表した。調査対象の180カ国・地域のうち日本は70位(前年68位)となり、主要7カ国(G7)の中で依然、最下位だった。
同NGOは日本の状況について、「伝統の重みや経済的利益、政治的圧力、男女の不平等が、反権力としてのジャーナリストの役割を頻繁に妨げている」と批判。12年の第2次安倍政権の発足以降にジャーナリストに対する不信感が広がったとする一方、記者クラブ制度がメディアの自己検閲や外国人ジャーナリストらの差別につながっているとした。
コミュニティノート
引用元の記事に対するリンクがないため補足します。
https://rsf.org/en/video-2024-world-press-freedom-index-journalism-under-political-pressure
https://rsf.org/en/country/japan
また、ランキングの集計方法に関する記述もないため、これも補足します。
ランキングを発表しているNGOによると、このランキングは報道の自由の専門家(ジャーナリスト、研究者、学者、人権擁護者を含む)の回答に基づいて行われています。
具体的な質問項目は下記アドレスの To go further > Survey からダウンロード可能です。
https://rsf.org/en/methodology-used-compiling-world-press-freedom-index-2024?year=2024&data_type=general
nittaryo 毎年この時期になるとマスコミは
「報道の自由度ランキング 日本はG7最下位!!」
「政権からの報道圧力が! ジャーナリストへの不信感が!」
と被害者ムーブをかましてますが、当のランキングにおいて、我が国は長きにわたって
「『記者クラブ』によって特定報道機関のみが高官や記者会見にアクセスでき、記者に自己検閲を促す仕組みになっており、フリーランスや外国人記者に対するあからさまな差別」
と、その排他性が指摘されてるわけですよ。実際、大手メディアしか加盟できない記者クラブは日本とガボン、ジンバブエにしか見られない独特のシステムとさえ言われています。
すなわち、ランキング低位の原因は自分たち側にあるというのに、当のマスコミはあたかも自分たちが抑圧されているかのように印象操作し、現状を打破しようとも改善しようともしない。恥を知れと言いたいですね。
なお「報道自由度ランキング」にはいくつか種類があり、日本のマスコミがよく採り上げる「国境なき記者団」のランキングは、記者団が選んだ各対象国の関係者数十名程度のアンケート結果を、数式に当てはめて評価値を算出する方式。一方で、世界的により引用される機会が多い国際NGO「フリーダム・ハウス」のランキングは、NGO自身が事前に決めた基準に従って専門分析者が評価する方式で、より公平性が担保されているんですが、こちらでは我が国は例年40位前後です。でも、そちらの順位については日本のマスコミは全然報道しないんですから、実に自由なものですね。
ちなみに同NGOによる「世界自由度ランキング」(政治的権利と市民自由度)において我が国は100ポイント中96ポイントで世界11位で、アジアではトップ、G7でもトップクラスの位置にいます。
そりゃあ、我が国では政権批判した記者が不自然な事故死をすることもないですし、それどころか現役首相を名指しでバチクソに誹謗中傷しても、捏造報道してもまったくお咎めナシでメディアが存続させてもらえるんだから、マスコミにとっては有難い限りですよね。そんな世界的にも恵まれた環境なわけですから、せめて「報道の不自由を訴えながら、報道しない自由を堂々と行使する」という矛盾は止めて頂きたいものです。
古舘伊知郎、日本に報道の自由「ない」民主党政権時代「大臣クラスから直で番組に電話が…」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
RibbonChieko 古舘氏(元報ステMC)が民主党政権で“黙らせろ”など政治家直電を経験したが安倍政権では無かったと証言したが、報道の自由度ランクでは民主党政権で世界11位に上昇し真逆。記者クラブ制度も同じなのに今は70位だって。いつもの左派優遇の偏向ランキング?怪しげな団体ではないの?
RibbonChieko 報道の自由度ランキングで世界70位で恥ずかしいレッテル貼りされているが、2016年記事では古舘伊知郎氏「政府•自民党から政治的圧力がないのに、自分自身が圧力があるかのように演出して見せかけていた」と告白。2016年報道の自由度ランク72位
不自由さを演出して日本下げ?メディアって何がしたいの?
gerogeroR ちなみに報道の自由度ランキングが低い理由。
「記者クラブのせい」「報道が寡占されているから新規参入無理ポ」「TVの放映権もがんじがらめ」とか言われてて「それマスコミさんが動けば解決できる問題ですよね?まさか利権だから解消したくないの?」って話なんですよね・・・。
nippon_ukuraina 「日本の報道自由度が低い」って、そりゃそうでしょう。
特定野党や左翼団体への批判が許されず、事実を伝えることではなく民主的に選ばれた政権を叩くことこそメディアの役割だと信じ切っている記者だらけだもの。こんなの「自由」と言えない、特定思想に染まった活動家による検閲状態。
SeanKy_ 報道の自由ランキング――類似の言論の自由ランキングが良好な中これだけが悪く、主要な減点対象はクロスオーナーシップや記者クラブなので「政府の言論統制」よりは「メディアの寡占問題」を示しており、大手新聞・テレビ批判の側面があるが、メディアは我田引水しがち
SeanKy_ ジェンダーギャップ指数――類似の男女格差指数が良好な中これだけが悪く、主要な減点対象は滅私奉公激務ポジションにおける女性の少なさなので「女性差別」よりは「女性の労働意欲の低さ」を示しており、女性の覚悟不足を批判している側面があるが、女性活動家は我田引水しがち
SeanKy_ 報道の自由ランキングとジェンダーギャップ指数、この2つは「その数字を持ち出している本人たちが身を切って改善する必要がある」「細かい項目の分析をスルーして身を切る"改善案"につながらないようにしている」という共通点があるとは思う
SeanKy_ 念のためだが、記者クラブ制はfreedom houseのほうでも減点対象ですからね
_keroko 報道の自由度だってそもそもランキングを信じなくても「ジャニーズの性虐待を明るみにしたのは海外メディアであるBBC」というリアリティがあるのに、やっぱり否定したがるリプ多いという。地球平面説の逆バージョンに見える。
FIFI_Egypt ”報道の自由度ランキング”日本は70位!と意気揚々と報じるマスコミ…確かに日本に報道はない。ニュースもバラエティみたい。ただそれは自分たちで“報道しない自由”を行使してるだけで、まともな報道をさせてもらえないのではない。そこを間違ってはいけない。審査する側はおそらくその内情を知らない。
FIFI_Egypt フィフィが報道の自由度ランキング70位に私見
「こんなに自由に政権批判させてくれる国も珍しいし、捏造報道してもお咎め無く存続させてもらえるなんて凄いよ日本。ジャーナリズムなんてもはや死んでるし、”報道しない自由度ランキング”ではぶっちぎりの1位になるよ!」
yabusameri 民主党政権が安倍政権より上だった物の1つが報道の自由度ランキング。大臣が「書いたらその社は終わりだから」と露骨に脅してもその順位ですよ。どれだけ同ランキングが適当かという証拠。
https://pbs.twimg.com/media/GHtRvSBa8AAqVCm?format=jpg&name=medium#.png
gerogeroR 報道の自由度ランキングの問題点は他の社会の自由度やネットの自由度調査と違って「業界関係者のアンケート比率」がクソ高いことにある。 ネットの自由度ランキングとか当然「利用者」の感覚の比率も高いんだけど、報道の自由度ランキングは「ネットのプロバイダ」だけのアンケートでほぼ決まっちゃう「ネットの自由度調査」みたいなもんなのである。 だから「記者のアンケート以外の比重が高い」フリーダムハウスの報道の自由度ランキングだと日本はいっき西側諸国平均に戻るのである。
で、正直報道の自由度ランキングが下がった理由に「記者がSNSで攻撃される」ってのが入っててワロタんだが、双方向に平等に「文句の言い合い」ができるようになったことが「貴族である記者様」には我慢できない侮辱であるようだ。下賤の平民が情報貴族様に無礼にも意見するとは記者の自由がない!!と。
ネットがある限り、貴族の特権はなくなり、批判も称賛もいままで数百倍の量でぶつけられる。
政権が変わったところでそれが変わるわけもなく「彼らの批判されない自由は侵害されつづける」のであろう。