問題解決メソッド
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「原因」は無限に存在する。過去のすべての行動は、現実につながっている。だから、すべての原因を挙げることは目指さない。ロジックツリーなどを使って原因を分解しながら、現実を引き起こした因果関係についての理解を深めることが重要である。
「理想」も無限に存在する。人によって理想は違う。...組織に多様性があれば、理想も違って当然だ。重要なのは、メンバー同士でどの理想を目指すのかを絞ることだ。目指す理想が違っていれば、おのずと課題は違ってくる。チームワークを進めるためには、チームで目指す理想を絞り、固定しなければならない。
問題解決メソッドは、よくコンサルタントが使う問題解決のフレームワークと大差ない。重要なのは、全社標準のフレームワークとして、全社員が使うことを徹底したことだ。効率的に議論するには、共通のフレームワークが必要だ。多様性のある組織を維持するために、私が社員に強いている手段の1つである。 多様性のある組織を維持する=多様なメンバーの間での生産的な議論ができる状態を保つ このメソッドのポイントは、原因と課題は「行動」だと定義したことだ。
これに関しては僕は疑問に思っていた
「しなかった」を行動に含める
「不景気になるのを予測できなかったから」とか、「不景気に対して施策を打たなかったから」とか、自分たちの行動に目がいくようになる。
誰しも職場に「不満」を抱えているものだ。これは良いことか、悪いことか。 不満がある=理想と現実にギャップがある
現状に甘んじることなく次の理想を持っている状態
人ががっかりしたり腹が立ったりするのは、理想と現実の大きな差に直面したとき
そこには必ず原因が存在する
P.131 意思決定は「起案」と「承認」
この「起案」が問題解決メソッドで行われる