参院選2025台湾からの声
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日本の参議院選挙の結果が発表され、新党「未来小隊」(チームみらい)が少なくとも1議席を獲得し、党首の安野貴博(Takahiro Anno)氏の当選が確定した!
台湾の自国選挙を見るよりも感動的で、図々しくも年初に撮ったツーショット(しかも親指を立てたポーズ)を載せてしまうほどだ。
34歳の新参議院議員・安野氏は、昨年、SF作家兼エンジニアとして東京都知事選に挑み、15万票を得て5位に入った人物。選挙戦で掲げた「2030デジタル民主主義」が高く評価された。
SMS、Twitter、24時間配信のVTuberなど多様なチャンネルを通じて大量の意見を集め、それらを審議ツールで整理し選挙ホワイトペーパーにまとめる──この一連のプロセスを彼らは「広聴」と呼ぶ(聖徳太子の「同時多聴」に由来し、AI時代で容易になった)。
多くの友人がこの行動に参加し、後に安野氏は東京のGovTechチームに迎えられて未来志向の行政テック・プロジェクトに従事した。ここまでが私の追ってきた範囲だ。
この半年、AIや審議をテーマにした講演では必ずと言っていいほど安野氏の例が紹介されるほど特異で感動的だ。先月は陽明交通大学STS研究所のシンポにも参加しており、范玫芳教授に感謝したい。
まさか数か月で「未来小隊」が正式に政党となり、初挑戦の参議院選で確実に1議席を得るとは思わなかった。わずかながら2議席目の可能性も残っている。
興味深いのは、日本選挙で「排外」議題が注目されるなか、未来小隊は「分断をあおらない」を掲げ、異なる主張間の橋渡しを目指している点だ。
対照的に「日本人優先」を訴える参政党も急伸した。
世界中の選挙結果が極右化と極左化を同時に進む今、未来小隊の躍進は極めて貴重なシグナルである。
これから安野議員が国会でどのように「民意」を「政策」へと昇華させるのか──難題だが非常に楽しみだ。
本当におめでとう!
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参院選2025
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