力と愛
ティリッヒによる力と愛の定義
o3.icon
「あらゆる生あるものが〈自己を実現しようとする衝動〉。それは自己肯定のダイナミズムであり、内的・外的抵抗を乗り越えつつ“存在の力”を現実化する運動」 (“the drive of everything living to realize itself … the self-affirmation of life in its self-transcending dynamics, overcoming internal and external resistance”).
力は単なる暴力や強制ではなく、「存在が非存在に抗して自己を保持・拡張する能力」を指す。したがって正当な権威や制度も力の一形態とみなされる。
「〈分離されたもの同士を統合へと向かわせる衝動〉」 (“the drive towards the unity of the separated”).
愛は相手の独自性を消さずに結合を志向する。ティリッヒにとって愛は力を否定するものではなく、力の自己超越的な方向づけとして働く。
力と愛の相互作用
僕は「力と主張」側の人間
「愛と関わり」を強めていく必要があるわけか