二種類のスピリチュアル
下記の会話を見ていて、そうなんだよなーと思ったので整理
「自分に自信があるスピリチュアル」と
「自分に自信のないスピリチュアル」がある
自分に自信のある人は自分の判断の理由に科学などの権威づけが必要ない 自分に自信のない人は他人に判断基準を委ねることで安心したい
教祖に従属したい
科学は「わからないことを断言しない」を善としているため「自信がない」かのように見える
そのため「自信のある人に従属したい人」は非科学的なものに選択的に従属する傾向がある
これを事後的に観測したものを「スピリチュアル」ということがある
こう分解すると、科学とスピリチュアルは両立する。
僕は理学博士で、かつ「自分に自信があるスピリチュアル」と言えるだろう
科学の領分に関しては科学を判断基準にするが、そうでないものに関しては科学は無力なので科学的であろうとしない方が良いと考えている
科学の領分でないものの典型例が個人の人生。
「結果がXかYかわからない行動を取った時、必ず僕の人生にとって好ましい結果が得られる」
現時点の自分がXの方が良いと思っていても、Yという結果になるかもしれない。
それは「Yという結果の方が好ましかったから」である。
その方が好ましい理由をまだ知らないだけである。
この非科学的信仰によって僕は結果の不確実性のある行動に対する心理的コストがかなり下がっているし、他の人が「失敗」だと考えるような状況においても後悔などが発生せず失敗した事実から学んで次の行動を考える方向に思考が誘導される
で、ここで科学が出てきて「他のプレイヤーが過剰にリスク回避的に動いている時、リスクテイクをするプレイヤーが利益をえる」「よってこの非科学的信念を持つことは有用である」となる
きっかけになった会話
@mido_rino_mori: 母は本当に勘が強くて、スピリチュアルな言い方をすれば守護霊が全力で守ってる感じ。くじ運も良い。だから母が真顔で「屋台行きたくない、嫌な感じがする、絶対帰る」って言った時はなんかあるのか?と思って従うしかなかったんよね。母強し @TsJGCXCG1Lu9wQa: @mido_rino_mori でもこんな言い方したくはないですがそれがもっとエスカレートすると宗教チックというか神頼みし始めて最終的には統一教会みたいな厄介なものへと足を突っ込んでしまうそういう自体になりかねないと誠に勝手ながら危惧してしまったのは自分だけでしょうか? @rnB6JkvzoOJx90I: @TsJGCXCG1Lu9wQa @mido_rino_mori 本当にあるというか強い人ってそれすも看破するって話はわりとよく聞きますね…生きてる人間の気の方が強いしやばい宗教は特に臭いらしいですね…そういう方ってそもそも地元の神道系の神様とかご先祖さんとかに手を合わせてる方が多かったりしますよ @TsJGCXCG1Lu9wQa: @rnB6JkvzoOJx90I @mido_rino_mori じゃあヤバい方にシフトする兆候の人ってよっぽどのことがない限りいないということですね @rnB6JkvzoOJx90I: @TsJGCXCG1Lu9wQa @mido_rino_mori 多分そうだと思います。ある意味では持ってる方って自身が小さい規模の金を取らない気さくな教祖みたいなもんですし同類は友達で偽物教祖は偽物扱いなので…