二つのつながりの形
人のつながりの形に二つある
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nishio 人のつながりの形に二つあって、共通のものを見ている(そして同じように「良い」とか「悪い」とか思っている)ことによって生まれるものと、互いに新しい異なるものを交換することによって生まれるものだ
nishio 後者の方が良いということはない。後者を良いと考える考え自体が「新しい知識を得ることは良いものである」や「世界は多様である方が好ましいのである」という「共通の考え」に基づいた前者の構図
nishio 一方で「世界は多様であるから好ましいので多様にしよう」ではなく「世界は元から多様である」的な考え方だと、世界は元から下の図の形で始まる
あ、これ交換様式論か
nishio 人が動き回っている時には出会った時に持ってるもののうちの良いと思うものを相手に送り合う互酬しかできていないが、メンバーが固定化して来た時にそのグループの安定性を高めるために共通信念を作る、自覚的とは限らず共通信念が作られたグループが存続したり大きくなったりすることでも広がる
nishio 人が動き回って交換をするとき、人の価値観は異なっているから相手がくれたものがイマイチに感じることはある、そういうときに、単に「気が合わないですねー、さよなら!」と離れることができる環境だとこのメカニズムが継続できる、そうでないと「気まずさ」「しこり」が蓄積してシステムを崩壊させる
nishio 上の絵の下の絵は伽藍とバザールとも被るところがあるのだけど、バザールは不愉快な人と出会うことを妨げられない性質があるので、そういうときには離脱するしかない。
そして排他的クラブ、同温層、レクリエーションの場に戻って傷ついた心を癒してまたバザールに行く心のエネルギーを回復させる
バザールは不愉快な人と出会うことを妨げられない
不快なバザール