事業会社と研究開発型ベンチャー企業の連携のための手引き（第二版）

p.14~

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大企業は合理的な経営を行っているが故に、 破壊的なイノベーションに対して脆弱である。

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従来からのクローズドイノベーションに、オープンイノベーションを組み合わせることで、破壊的イノベーションの備えやイノベーションのスピード向上等が実現できる。

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主力事業が成熟し、 自社単独でのイノベーションに限界のある企業にとって、OIの必要性は高い。

p.36

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そもそもアライアンスは、 Win-Winでないと成果が期待できない。

事業会社が一方的に利するWin-Loseの連携を行っても、ベンチャー企業側のモチベーションが低下してしまっては成果は期待できない。加えて、ベンチャーコミュニティでの評判の悪化を招き、 探索にネガティブな影響が生じる恐れがある。

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「全部欲しい」はダメ出し「半分こしましょう」も最適ではない

事業会社の側が戦略的意図を明確にできている必要がある