レベルK思考
ただ純粋に目の前の合理性だけを見て戦略を決めるのがK=0の思考。相手(あるいは自分以外の皆)がK=0で思考していることを読んだ上で、それなら自分はこうした方が得策だと決めるのがK=1の思考。さらに、皆がK=1の思考くらいはしてくるだろうと踏んで、さらにその上で自分はどうするか決めるのがK=2の思考
1997年4月、英国のFinancial Times紙が行ったコンテスト
経済学者リチャード・セーラー提案
0~100の間の整数を1つ選ぶ
全参加者が選択した数字の平均値に3分の2をかけた値に最も近い数字を書いた人が勝者
33がK=0
これはK=12相当
実際の勝者は13、K=2相当だった
つまり大部分の人はK=1程度の思考であった
裏の裏をかけば十分であって、裏の裏の裏をかくのは過剰である、ということ