メディアアート
メディアアートのことをなんとなく「電子工作みたいなもの」と解釈してる事例があったので、いやいや違うからね、となった。
1950〜2050の100年間ぐらいのタイムスケールで見たとき、この「メディアアート」という言葉は、最初は映像メディアで始まったが、やがて「新しい技術分野を取り入れた新しい芸術」を包括的に指す言葉へと変わっていった。新しく生まれる分野には明確なカテゴリわけのコンセンサスがないので、既存の言葉を引き伸ばして使うことがしばしばある。
多分100年ぐらいたってから振り返って「あの当時はメディアアートと一緒くたにまとめて呼ばれていたけど、この時期流行ってたのはビデオアートで、この時期流行ってたのはインターネットアートだよね」みたいな分類が事後的にされるのだろう。