ボトムアップのグループ化を中断可能にする
2019-04-05
先日のKJ法ワークショップ(see 「グループ編成には発想の転換が必要」加筆案)で、グループ化のフェーズを「まず2つのペアを見つけましょう」って噛み砕いたのだけど、これを使うと今まで中断可能設計にできてなかったグループ化フェーズも中断可能設計に変えられるのではないか 1ステップ
付箋が一覧で貼られた紙を見る
2枚選ぶ
作業スペースの紙に並べてはる
終わり
このステップで未処理の付箋は2枚減る
別のステップ
付箋が一覧で貼られた紙を見る
グッと来たものを一つ選ぶ
それを見て連想したことを付箋に書く
その二枚を作業スペースの紙に貼る
このステップでは1枚減る、リンクは1つ増える
付箋は減らないが一覧性の上がる方法:付箋を移動して空いたスペースに未処理の付箋を詰める
これを繰り返すと付箋は最悪でも2枚ずつのペアになるので、それに表札をつけるか単に重ねるかをすることによって付箋の枚数は半分に減る
実際には「あ、この付箋はさっきのグループだ」と既存のグループに合流することもあるのでもっと減る
2022-02-15
これを考えたあと、僕は電子版(Regroup/Kozaneba)を開発し始めた
作った電子版が紙の付箋でやる方法より便利だったので紙でやらなくなった
なのでこのプランを深掘りしてなかったが、タスクを中断可能にするのは悪くない方向性だな
たとえば
Twitterみたいな感じで断片が並んでいる
スクロールして眺めることができる
「あっ、これはさっき見たあれと関係しそうだぞ」となったら
チェックボックス的なもので選択非選択できる
検索欄に文字列を入れると絞り込みビューになる、「さっき見たアレ」を見つけやすくなる
複数にチェックをつけて「グループ化」ボタンを押すと、それらはグループになる
この時に「なぜこれらをまとめたのか?」のプロンプトを出す、言語化できてるならそれを書く、空欄にしても良い
物理的な紙の時代に二次元配置を動かしてグループ化するというやり方が生まれた
そのせいでUIに「広い画面が欲しい」という制約が生まれてスマホが対象から外れてる
散歩しながら考えるのは有益なのにスマホでできない
KJ法がその効果を発揮する上での一番重要なピースである「ボトムアップのグループ編成」をやる上で、別に二次元配置は必須ではない
グループ編成をした後で事後的にやってもいいし
箇条書きアウトライナーの形でエクスポートするのでもいい
Scrapboxに貼れる
何かの断片を見て思いついたことを即座に「リプライ」の形で「関係を持った付箋」にできるといいかも
もちろんリプライではなく独立の投稿もできる
これに対してKeichobotが質問を投げかけてくるといいのか?