プロジェクトのゴールとメンバーの価値観
プロジェクトのゴールとメンバーの価値観
プロジェクトのゴールは客観的、メンバーの価値観は主観的であり、それぞれ異なる。
立川と西尾はソフトウェア開発プロジェクトの目的やゴールについて議論し、
プロジェクトのゴールは客観的に達成可能である一方、
メンバーの価値観や幸福は主観的であり、
他人には興味がないことが多いという意見を共有した。
立川:皆さんの中で例えばソフトウェアの開発っていうと何が価値観で何が目的なんでしたっけ?
西尾:例えばプロジェクトでこのソフトウェア開発しているとするじゃないですか、そのソフトウェアは例えば3月31日にリリースしなければいけないという状況にチームのみんなが合意している状態だとすれば
立川:納期?
西尾:納期でも良いですけど。まぁチームの皆で合意しているそのプロジェクトが何をするかのゴールってあるはず
立川:プロジェクトのゴールですね。
西尾:いやこのプロジェクトのゴールは客観的に観測可能な物であって個人がどう思おうが無関係にそのプロジェクトのゴールが達成されているか、されていないかのどっちかなんです。
立川:客観的に。
西尾:一方で何が嬉しいか、どういう状態だったら幸せかというのは個人の完全に主観的なものなので達成されているかされてないか観測もできないし、ぶっちゃけどうでも良いんです。
男性X:(笑)そうそう。
男性Y:プロジェクトを好きでやっている人もいれば嫌だけどお金貰えるから頑張らないといけないと思っている人もいるという事ですよね。
西尾:そう。プロジェクトの中にプロジェクトメンバーが幸せであってほしいと思うタイプの人がいる可能性はあるんですけど基本的には何が嬉しい状態かっていうのは人はそれぞれ違うし他人のそれには興味がないというところがデフォルト状態だと思うんです。