プログラマ
プログラマという存在が学び方に対して何か特殊な知見を持ちうる状況があるとするならそれは一体何か?と考えていた。彼らが「プログラミング言語」という「ことば」を道具にして物づくりをしていること。その「ことば」が自然言語ではなく人工言語であり、ことば自体の改善が1世紀に満たない短い期間で繰り返し行われ、何層にも抽象レイヤーが積み重ねられたこと。これは他の分野に見られない特徴である。
「ことばが作り出されて抽象化レイヤーが作られること」自体は、いわゆる「専門用語」という形でどこの分野でも起きている。
「ことばを道具にしてものづくりをする」は小説・劇作家など自然言語での事例がある。