ネタバレとエピソード記憶
一方意味記憶中心の人は、初見ではあまり感情を抱かず、何度も見たり考えたりして脳内に意味ネットワークを少しずつ構成・強化していくことに楽しみを見出し、意味ネットワークの成長とともに感情も湧き起こってくる。ネタバレもそのプロセスの一部として許容されやすい エピソード記憶に強く依っている人と意味記憶に強く依っている人で感想を語り合うのには困難が伴う。エピソード記憶が強い人は見た瞬間に強い感情を抱くので、それをその場で語りたがる。しかし意味記憶の強い人はその段階ではまだ意味ネットワークができておらず、感情も感想もあまり持っていない
とてもScrapbox的
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@okadaic: こちらも併せてお読みください。私が美術館や劇場や映画館に基本一人で行くのは他者と鑑賞時間が揃わなくなるから。美術展は入口で解散して出口で待ち合わせが一番だし、10年前に観た芝居の感想を書き続けている私は「今もまだその芝居を観ている」とも言える。「列捌きの邪魔」という理屈は通らない。