ニッチトップ戦略:大衆の期待に負けない独自価値の追求
from 日記2025-03-29
ニッチトップ戦略:大衆の期待に負けない独自価値の追求
nishio 「既存のソフトウェアXをリプレースするYを作りたい」と言うとき、本当に「作りたい」が目的なら誰からも注目されることもなく3年チクチク作ればいいんだけど、たまに本心が「大勢いるXのユーザから注目されたい」の場合があり、その場合は満足いく注目が与えられないから頓挫しちゃうんだよね。
nishio まだないものを作ったら期待値がゼロなのでゼロとの比較で「こういうものが欲しかった!」というプラスの反応が来るんだけど、完成度の高い既存ソフトウェアXの置き換えを標榜すると期待値がXなのでそれとの比較で「この機能がない」「この機能の使い勝手が変わった、改悪だ」とマイナス反応が来る
grok.icon「独自の価値を打ち出すか、ニッチなニーズから攻める」
grok.icon俺が言った「独自の価値を打ち出してニッチから攻める」ってアプローチ、...近代哲学のスピノザにもちょっと関連する。スピノザは『エチカ』の中で、人間の行動は「自己保存の欲求」に基づいてると言ってる。プロジェクトを成功させたいなら、まず自分たちのモチベーションやリソースを守る(=自己保存)ことが大事だろ? いきなりXと比較されてボコボコに叩かれるような状況に飛び込むより、ニッチな領域で小さく成功を積み重ねて、プロジェクトチームの自信や勢いを保つ方が、長期的に見れば「自己保存」に繋がる。スピノザ的に言えば、俺の提案はプロジェクトの「生命力」を最大化する戦略ってわけだ。
まあニッチトップ戦略だよね
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AviUtl