ツールの有用性を知ってもらう
2017-10-18のCybozuMeetupで話したこと
だけど他の人たちに良さがわかってもらえない
良さの言語化が難しい
Scrapboxはある程度書いて記事が増えないと価値がわからない
しかし新規導入して自分一人が書いていると「この人が書く場所なんだな」みたいな感じになる
チームのメンバーがみんな書き込むという状態はどうすれば作れるのか
トップダウンの導入
増井研など大学の研究室での利用に関しては先生がどのツールを使うか決めている
Qiita Teamも部署のリーダーが導入を決めてるケースが多い
大学の研究室は毎年25%程度の人が入れ替わる
2010年統計で大卒の3年以内離職率が31%なので、大学の研究室は75%だと考えるとかなり離職率の高い職場である
使ってみてもらうために
最初に何をしたらいいのかよくわからない
Twitterは「どこに書こう」と考えることなく書くことができる
一方Scrapboxに関しては
「新しくページを作ってもいいのかな」
「どんな内容を書いたらいいんだろう」
「既存のページを書き換えてもいいのかな」
などの心理的ハードルがある。
多分増井研の中では
自分のページを作ってアイコン用の画像を置くようにという指導が新入生に対して行われている
箇条書きと顔アイコンを使って一行ツリー掲示板みたいな使われ方をしているページが既にある
見た目から「自分もここに書き足してよいのだ」とアフォードされる
先生からどこかのページに何かを書いたりする課題が課されることで、使う強制力が発生する
たぶん研究室内のコミュニケーションのためのSlackが存在して、そこに更新通知のチャンネルがある
塩澤研の中では
授業での短文作文をScrapboxの共同編集でやらせることで使う強制力を発揮している
Scrapboxの長所である共同編集を目の当たりにすることになる
未踏名鑑では
未踏関係者全員の個人ページを最初に機械生成した
自分のページの記述を更新したいというリクエストに対して、編集権限をどんどん与える