ダブルループ学習
PDCAサイクルなどの最適化ループを回すだけではなく、その最適化のゴール自体が正しいのかを問い直すループが必要だ、という話。 ダブルループ学習とは、既存の枠組みを捨てて新しい考え方や行動の枠組みを取り込むことである。
1978年、アメリカの組織心理学者クリス・アージリスとドナルド・ショーンが『組織学習』において提唱した概念。 組織は、シングルループ学習だけでは環境に適応しながら生き残っていくことは難しい。
過去の成功体験における固定観念を自らアンラーニングし、外部から新しい知識や枠組みをダブルループ学習し、それをまたシングルループ学習によって反復・強化していく。 このサイクルを繰り返し継続できる組織だけが競争優位を保ち続けることができると言われている。