タッチタイピング
okapies: フォームはタッチタイプでも実際には「見てる」場合がある
non-touch typist は touch typist よりキーボードを見ている回数も割合も多いんだけど、touch typist も全く見ていないわけではなく、平均で 2 割程度の時間は手元を見ているらしい。これは「タッチタイプでは手元を見ない」という一般的な通念に反する。
shiology: 僕はキーボードを桃の上に置いてタイピングしているので、キーボードはデスクの下にあり、視界にない。ゼミの学生たちにも、キーボードのホームポジションに両手を置いた上にタオルをかけた状態で文字はもちろん数字記号までタイプできる「完全タッチタイピング」まで訓練するよう伝えている。
面白い。僕は「タッチタイプ=手にタオルを掛けてもタイプできること」と認識していたのだが、そう思ってない人も多いのか。
年末年始に完全タッチタイピングの練習をしてみて思ったんだけど、完全タッチタイピングができればVR空間での文字入力が面倒だという問題があっさり解決して、VR空間で仕事をすることが結構現実的になる。
完全タッチタイピングができるとMacのライブ変換と合わせて一切画面を見ることなくノートを取り続けられる、ということを以前、90分間の講演を聞きながらHHKB をモモに置き(これをラップトップタイピングと呼んでいます)Macの画面をほぼ閉じた状態でノートをとって実験しました。
この境地にぜひ到達したい
今日、完全タッチタイピングの訓練も兼ねてマフラーの端を手にかけてキーボードを見えなくしてタイピングしてたんだけど、めっちゃ暖かいのでオススメです。タッチタイピングができると手を毛布などに入れたまま作業ができるので冬場の快適さが上がります。
キーボードを無意識にチラ見してるとか、周辺視野で見てるとかは自覚しにくい。キーボードと手をタオルで隠してみれば明確にわかる。僕はかなり速度と正確さが落ちた。一旦速度を落として「タオル掛かってても間違えない」を目標に訓練すると、脳の中に新しい回路ができていく感覚があって面白い。