ソースコードと開発者リソースは区別が必要
"ソースコードはほぼゼロコストで複製できる資源だから、それは「誰でも利用可能」にしてよくて、一方で問い合わせや要望などの「限られた人間の時間を消費するアクション」は明確に区分された者にしか許してはならないということか、この二種類の資源をなんとなく抱き合わせにするのが悪い"
nishio オープンソースソフトウェアのプロジェクトのより良いやり方の参考になるかなとエリノア・オストロムの「コモンズのガバナンス」を読んでみたら、条件1で「資源を利用可能な者は明確に区分されていること」が来て、結局「誰でも自由に利用できる」が間違いだということなのか…となった回 nishio いや待てよ、ソースコードはほぼゼロコストで複製できる資源だから、それは「誰でも利用可能」にしてよくて、一方で問い合わせや要望などの「限られた人間の時間を消費するアクション」は明確に区分された者にしか許してはならないということか、この二種類の資源をなんとなく抱き合わせにするのが悪い nishio で、その限定された「占用者」が、利用ルールの修正に参加できること(条件3)とそのルールは労働や資材や費用の供給のルールと調和したものであること(条件2)が求められている。違反がないか監視し(条件4)違反者は深刻さに応じて制裁される(条件5) nishio 残りの条件は紛争解決手段の存在と外部の権威が自治を妨げないこと。条件8(階層化)は大規模なものだけの話