コードのドキュメント化に2種類ある
「コードを書いた人が抽象的概念をドキュメント化して他人に伝えたい」ってニーズと
「コードを書いてない人が他人のコードを読解したい」というニーズは微妙に違う
前者の方がハードルが高い
前者は開発した人の中に過去の開発経験の蓄積があり、言語化されていない複雑な構造がある
これを言語化して他人に移転したいと思っている
ソースコードを読んだAIがそれをソースコードから再構築できないなら「それはそもそも外在化されてない」可能性が高い
こういうシチュエーションに対しては質問をしてまだ言語化されてないものを引き出してやる必要がある
KeichoBot的な役割
後者は「今獲得できてない、たくさんソースコードを読めば獲得できるかもしれないがやってない」という状況
100のソースコードを100の時間で読んで10の知識が得られるときに、100のソースコードを1の時間でAIが読んで10の時間で3の知識が得られる文書を生成するならそれはプラスの価値を生む
前者の人は自分の中にまだ言語化されていない大きなものがあるから、その一部が出力されたものを見て「小さくなった」「足りていない」と感じるわけだな
10が3になったと感じる
後者の人は0で始まるので0が3になったのはプラスなわけだ
そう考えると、インタラクションを少なくしたいなら後者の人をターゲットにしないといけないね