アーリーアダプターと限られたリソース
2018-04-27
アーリーアダプターのメリットとして、リソースが限られてる状況なら早く着手した方が待ち時間が短い、ってものがあるな。と麻疹ワクチンを見てて思った。 僕は日曜に「沖縄で麻疹発生、ゴールデンウイークで蔓延するかも」という話を聞いて、妻が月曜にワクチン受信可能な病院を探し、見つかったので当日有休を取ってワクチン接種した。
金曜日までに、中野、東京、日本橋でも発症者が出て途端にざわざわしている
アーリーアダプターはなぜ発生するか
人は得たことのない利益は解釈できない
先行者利益を得た人は以降も利益を期待するし、得たことのない人は期待しない
待つことによる価値の割引が起こる
アーリーアダプターはますます先行者利益を高く評価するようになり、残りはそうではない
期待利益
殺到することによって待たされることのコスト
キャパシティが一定であることによって待たされる
湧きだしが一定である場合には、大勢で分け合うことによって利益が減少する
このケースで早く取りに来た人が得なのはわかりやすいが、なぜ早く取りに来たのかはわからない
情報伝達の速度に揺れがある
情報が来やすくする選択はできるが、情報が来てからは即座に行動しているモデル
現実には、情報は来ているのに行動を決心するまでに時間がかかることが問題ではないか?
情報が周囲からランダムに渡されるモデル、1つ目の情報で行動するケースと、複数回集まって確信が高まってから行動するケースで後者は当然時間的に遅れる