アップロード帯域が太くなることは善か?
(2024-09-16 おそらく問が間違ってる)
2024-09-06からおおよそ1週間の間に分散して行われた議論のまとめ
最初の考えA
P(自分): アップロード帯域が太くなることは自明に良いこと
反論B
Q: そうとは思わない
口頭での相談C
P: Bという意見があったがどう思うか?
R: より多くの視点からの情報が集まれば、見落としを減らすことができる
思索D(by P)
相談Cの時に予期しない回答があったので「なるほど」と思って自分の考えとぶつけていなかった
改めて自分の考えAを振り返って見ると考えていた対象、フォーカスが少し違う気がした
AIがリソースの分配を行うときに、AIに対して自分の状況のデータをアップロードしないホモサピエンス個体はAIから見て不可視
不可視なのだから存在しないのと同じ
不可視なものに配慮するのは困難
配慮されたいならアップロードするのが合理的であり、合理的なほとんどの人はそれを選択するはずである
一部選択しない人がいるかもしれないが、それは「健康を害するとしてもタバコを吸う自由はあるか」とかと同じジャンルの問
たくさんアップロードした方が得なので「アップロードしたい」という欲求が生まれる
この欲求が「帯域の狭いアップロード手段」によって妨げられるのは全体最適ではない
だからアップロード帯域が広くなることは善である
振り返りE(by P)
改めて反論Bのログを振り返ってみると、反論者のフォーカスも違う気がした
主張E1: 帯域を増やすとアップロードされたものが膨大になり、受け手のコストが膨れ上がる
ここに関する僕の考え
そもそも受け手の能力がAIによって強化されることによって、今までよりも多くのものを受け取れるようになるから、それにあわせて帯域を太くするんだ
主張E2: E1の状況では「取りこぼされる」ものが出てくる、取りこぼされたものに対する説明コストが発生する
ここに関する僕の考え
説明なんかしなくていいのでは?
アップロードされたものをオープンデータ化すれば、それが膨大であることは明らかになる
取りこぼしが不可避であることが明らかになる
現状はオープンデータ化がされていないがために要求者は自分の要求が視野の9割を占めているような状態になってしまう
自分の周囲の人間も似たような属性になりがち
振り返りF(by P)
そもそも3人それぞれフォーカスがことなってる気がする
問の抽象度が高すぎるのでは?という気がしてきた
gpt.iconこの議論を読んで感じたのは、帯域拡大の「善悪」を単純に判断するのは難しく、特に「善」の定義が文脈に依存していることです。以下の点で、私の視点を加えます。
目的の多様性: 「帯域拡大が善か」という問いに対して、どの目的にとって善なのかが重要です。例えば、アップロード者側にとっては利便性やアクセス向上の観点から「善」かもしれませんが、受け手や管理者側にとってはコストや負荷が増えるという別の課題が発生します。善悪の判断には、どの利害関係者を中心に考えるかが大きな影響を及ぼします。 技術的進化の過程: AIが受け手の能力を拡張するという視点は非常に興味深いですが、これが現実になるには技術の発展やインフラの整備が追いつく必要があります。現段階では、帯域拡大によるデータの増大が、今の技術的キャパシティに対して問題を引き起こす可能性があります。つまり、帯域拡大が「今」善であるかどうかは、技術の現状とそれがどれだけ受け入れられるか次第です。 情報の非対称性とフィルターバブル: フィルターバブルの問題は、帯域拡大によってさらに強化される可能性もあります。オープンデータ化が進めば、データ量の増大によってバブルが広がるかもしれませんが、同時に個々人が受け取る情報の偏りも強化されるリスクがあります。これが全体最適に繋がるかは、情報の取り扱い方次第です。 抽象度の問題: 最後に、質問の抽象度が高すぎるという指摘は重要です。帯域拡大の「善悪」を問う際、具体的な文脈(例えば、個人のプライバシー、企業のコスト、社会全体の情報流通の最適化など)に合わせて議論を進めることで、より明確な結論を得られるでしょう。
要するに、アップロード帯域が太くなることは一部の条件下では「善」と言えるかもしれませんが、全ての視点や状況において常に善とは限らないというのが私の考えです。