よく使うもの箱
現象: 箱に「よく使うもの」というラベルを貼ったが
よく使われなかった
久しぶりに開けてみて「あ、ここにあったんだ」
何かを探すときにスコープに入っていない
「よく使うもの」というラベルで中のものをイメージできない
抽象度の高すぎるラベルを貼って中が見えなくなる
物理的にはもともと見えない
ラベルは中身の適切な要約である必要がある
Scrapboxのページタイトルと同じ
中身がゴチャゴチャ整理されていなければタイトルをつけることが困難になる
「よく使うもの」
観測事実: よく使っていない
なぜ
発生過程
大幅リフォームでものを動かさないといけないシチュエーションで、ペンや財布など「よく使うもの」を適当な場所に置いたら後で探し回ることになるぞ、と予見したので箱を一つ決めてそこに入れた
それに「よく使うもの」というラベルをつけたのが適当ではなかった
この箱は「閉じていて中が見えず、開けるのにコストが掛かる」
開けるコストではなく実際に使うデスクではなく寝室にあるのが良くない
出し入れのコストが高い
その後、本当によく使うものはそこから取り出されて使われ、箱に戻されなかった
「分類を迷うもの箱」
他のものが十分分類されていて分類体系が十分内面化しているとき
ものを見て入れるべき箱が悩ましいときに入れる箱をつくる
これはここに入るものが十分少ない状態になってからしかやってはいけない、何が入ってるのかわからない箱が量産される
片付け上級者のテクニックを初級者が表面的に真似るとかえって悪化する
使ったものを元の場所に戻さないから
ありそうな場所を減らしていくのが
探し物の効率を上げる
物理的なものの検索性能の良い空間の設計
ペンを冷蔵庫で探さない
考えた