ひげのたとえ
https://gyazo.com/b579afc9191eea38eee093a181727087
右端の丸は、本当は無限に大きいかも知れないが、絵に描けないので有限の丸で表現している
人間を、その物質的な存在に注目して左の図のように認識しがち。
人間の身体にチンパンジーの精神が入ったものと、チンパンジーの身体に人間の精神が入ったものがある時、どちらをより人間に近いと感じるか?「チンパンジーの身体に人間の精神」を選ぶなら、それは物理的身体を重視してないということ。なのに物理的身体の形状で物事を判断するのはおかしいのではないか?
個々人は猫のヒゲのように「感じ取り、それを本体に伝える」役割の存在であって、ヒゲは一本一本異なる存在だけどもそのことは重要ではないのではないか。
宇宙人が人類に対して「私たちは人命を尊重する」と言うが、それは猫のヒゲを意味もなく抜かないのと同程度の意味である設定 ヒゲより体毛の方が良いかも、ヒゲには抜くべき合理的理由がないから
体毛なら「体をよく観察したい」という理由で剃毛されたりする
「意味もなく剃ることはない」程度の尊重をされており、何か理由が発生したときに、人類の一部の属性を持った人が虐殺される。残った人類が「なんてことだ!言ってたことと違う!裏切りだ!」などと言うが、当の宇宙人は「え?なにが?剃るべき理由があるから剃っただけだけど?我々は今も人命を尊重していますよ?」と考えている。