いろは歌
お釈迦さまの「四句の偈(しくのげ)」を、四十八文字の仮名文字にして教えられました。有名な「いろは歌」がそれですが、お大師さまがお作りになった と長く語りつがれてきました。 --- 弘法大師の誕生と歴史 | 高野山真言宗 総本山金剛峯寺
四句の偈
諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽
gpt5.iconすべての作られたものは移り変わる。それは、生じては滅するというあり方をしている。その生滅へのとらわれが静まったとき、静かな安らぎがある。
大般涅槃経
いろは歌
ひらがな
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
漢字
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
意味GPT5.icon
花は美しく咲いても、やがて散ってしまう。
この世で、いったい誰が永遠でありえようか。
生滅する迷いの世界の深い山を、今日越えて、
はかない夢を見まい。酔い迷うこともすまい。
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いろは歌は長く、空海が作ったと語られてきました。真言宗系の寺院の解説でも、「弘法大師が作られたと伝わる」としつつ、仏教的な無常観を詠んだ歌として説明されています。
ただし、現在の国語学・日本語史の立場では、空海作とは考えにくいとされます。国立国語研究所の「ことば研究館」は、いろは歌ができたのは空海の時代よりかなり後の11世紀であり、空海作説は俗説だと説明しています。 --- 平仮名は誰が作ったのですか - ことば研究館 | 国立国語研究所
また、レファレンス協同データベースでは、『国語学大辞典』や『国語学研究事典』を参照し、空海作を否定する説が多いこと、今様形式の時代差や、空海の時代にはア行のエとヤ行のエの区別があったことなどが理由として挙げられています。--- いろは歌は弘法大師が作ったと言われているが本当だろうか? | レファレンス協同データベース
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「〜と長く語りつがれてきました」は巧妙な書き方で「鎌倉時代からそう語り継がれてきている」ということ自体は事実なんだよね