integrityとintimacyとダサさ
fmfm_nknk 「ダサい」が音楽の趣味ではなく個人のIntegrityを評する言葉になっているという話で思い出したのが、フライデー襲撃のあとのビートたけしの記者会見動画への賞賛。善悪でいえば「悪」でも、一貫した価値観、美意識に基づいた行動であればダサくはない、かっこいい、という空気。 fmfm_nknk 日本はIntegrity(自己統合性)よりもIntimacy (他者親密性)を重視する社会というのを昔読んだことがある。Intimacyの強い社会だからこそ性加害なんかも組織ぐるみで隠ぺいされてきたけど、「ダサい」という言葉でIntegrityの概念が持ち込まれれば、組織の中にあっても告発する人も増えるのかも fmfm_nknk 「無理やりやっちゃうなんて悪いことやめなよ」と言われてもたいていの加害者は「正しさを押し付けられた!」と被害者意識を募らせるだけだけど、「ダサいよ」と言われて「おしゃれさを押し付けられた!」っていう人はあんまりいなさそうなんですよね fmfm_nknk 正しさは常に自分の外側にあって、外から押し付けられる息苦しいものでしかないと考える人であっても、内心の美意識や価値観ゆえに世間的に下位に置かれるのは恐怖だったりするのではないかしら futon3928 確かに文春ムカつくなら、SNSで信者に悪口言ってもらうなんて姑息な事しないで、逮捕前提で突撃すれば良いのにとは思う。 fmfm_nknk よく若いお笑い好きの人から、高齢の芸人はSNSがダサすぎるからSNSやめてほしいというのを聞くけど、over50世代は若いころにSNSがなかったから、世界が自分のファンと身内の業界人しかいないという感覚で、インテグリティではなくインティマシー(親密性)強めのふるまいになりがちなのかもしれない… fmfm_nknk 何をしたか、何をしていないかを身内以外に伝わるように語るのはなく、「とうとうでたね。。。」とほのめかす(intimate)のは、世界のかかわり方がインティマシー指向だから、といえるのではなかろうか fmfm_nknk それこそ性加害はintimateな関係性にあれば問題ない行動を他者にやることであり、ごく若いうちから人気があって、周囲はファンと身内しかいない、という状況だとどうしても世界全てがintimateという感覚になりがちだし、年を取って若者から他者とみられるようになってはじめて問題化したりするのかも fmfm_nknk だから謝罪動画出せば復帰できるのに、とこちらが思っていても、相手が心から自分を嫌がっていたと認めることは「世界全てがintimate」という世界観を打ち砕くものだから難しかったりするのかな、と想像してみた 関連