Xした方が早い
「Xした方が早い」の概念があるなぁと特定の疑問に関してChatGPTに聞いてみて思った。
例えば
Pythonで3/2がいくらになるか?ってのは紙の本から記述を探すより試してみる方が早い。
エラーメッセージが出た時、本にそのエラーメッセージについて何か書いてあるかなと探すより、そのエラーメッセージの「変化しない部分」だけ取り出してググる方が早い。だいたいStackOverflowがヒットする。
エラーメッセージ自体を翻訳しようとするより、英語のエラーメッセージで検索してStackOverflowの良さそうな解説を見つけてそれを機械翻訳する方がよいイメージ。
一方である種の問いは「これはリファレンスマニュアルを読む方が早い」し、
ある種の問いは「これはソースコードを読む方が早い」になる。
慣れたエンジニアは無意識にたくさんの情報獲得選択肢の中から良さそうなものを選び取って使ってる。
この「どの選択肢がどの程度の確率で求める答えを返すか」を予想する能力というものがあるな、と気づいた。
"「どの選択肢がどの程度の確率で求める答えを返すか」を予想する能力" は経験によって獲得するので、まだ経験の少ない選択肢に対しては信頼度が低いな、利用と探索のトレードオフ 文脈
GPT4に「バーベルポートフォリオがラダーポートフォリオより優れている根拠」について聞いたんだけど、あんまり理解してなさそうだったので「これは本を読む方が早いな」と思った、と言う話
軽く調べて「債権の利率の変動が激しい条件では全部に均等に張るラダーよりも両端にだけ張るバーベルがパフォーマンス高い」「それは利率の変動リスクに対してラダーが十分には分散してないからだ」ということなのかなと思ってるんだけど、この解釈が正しいのかどうかは本人の書いたものを読むのが早い
「した方が早い」というよりは、どちらかというと「これ以上はググっても出てこなさそう」という感覚か