Wikiを育てるWiki
https://gyazo.com/463d340fd24d04bf0cc3e955ebbb3d74
前回の話 LLM Wikiがなんのためのものか
A→B:
前回の解説の4→5→6の経路で発展するとCLAUDE.mdが大きくなってから分割されるのでA→Bとなるのが自然。
C:
なのだけどLLM Wikiのことを初めて知った人はCの構成にしがち。僕も最初そうしてた。
いろいろ試しているうちに「LLM Wikiは目的が明確な方かよさそうだぞ?」となって来た。
D:
あるとき、OSS開発してるツールのrepoをWikiの中にgit cloneしてみたら、とてもいい感じだった。これが(D)。
議事録とかSlackのログとかを読んでプロジェクトの知識を把握したCoding Agentが実装をしてくれるので、プロジェクトの背景とか目的とか前提知識とかをいちいち伝えなくてもいい感じにしてくれるし、「次何を開発するんだっけ」とか聞けば教えてくれるし、開発したり設計の議論をしたら「file backしといて」でOK。
しかもエージェントが並列で走っている時でも他の並行エージェントが書いたプロジェクト知識を拾ってくれるので便利。
kouchou-ai-developer-wiki
E:
で、ここまで経験でいろんな開発をこのシステムで回していたところに「Mythosが来るから脆弱性スキャナを作らねば!」という状況になり、「よい脆弱性スキャンをするためには社内の知識をAIに渡すことが必要だ」「どうやって渡すか?とりあえずLLM Wikiでいいのでは?」となって「知識パッケージを作る」というプロジェクトを開始した。
これがのちにErgonと呼ばれるようになるやつ。
なのでErgonプロジェクトには「プロジェクト遂行の知識を持ったProject Wiki」と「プロジェクトの成果物である知識パッケージ」の2つのLLM Wikiがある。
この成果物の知識パッケージは今は毎日サンドボックス環境に自動でdeployされるようになっててテストハーネスが使う仕組みになっている。