Wikiは辞書ではない
それは「本文はタイトルの単語の説明」という制限を増やしてしまう
辞書の見出し語は、実際の出現頻度以上に名詞形が多い
Wikipediaは百科事典を作ることを目的としたサービス
大成功したためにとても目にするようになった
WikipediaをWikiと呼んでしまう人までいる
しかしあれはコンテンツに「百科事典の記事として適切であること」という強い制約が付いている
不特定多数が協力していくことに明確な制約が有用だったのだろう
「WikiとはWikipediaみたいな使い方をするものだ」と思い込むと無駄に制約を背負うことになる
個人用Wikiは将来の自分が読んで楽しいように作るもの
自分がすでに知っている単語について辞書的解説を書いても、自分が読んで楽しくない
その時に自分が読み返してみる
時間を置いて読み返したことで、違った視点から眺めることができる
すぐに書き換えることができるので、表現を直したり、新しいアイデアを書き足したりする
こうやってコンテンツが育っていく
グループウェア的な使い方をするときには違うかもだけど
2021-08-27 その後mitoujr2021で作ったScrapboxでは単語の説明ページを割とたくさん作った 自分がすでに知っている単語について辞書的解説を書いても、自分が読んで楽しくない
自分が知っているけど、他のメンバーが知らない可能性のある単語について、他のメンバーがそれぞれググって公式サイトを読んで内容を理解するより、僕が1行解説を書いた方が良い
情報量は少なめ、公式サイトへのリンクをつける