Reblog
若い人Reblogを知らないのかー
14年前かー
主観的記憶なので間違ってるかも
Tumblrが登場
当時普通のブログはあった
100%自分で書くのが基本
時々他の人のブログを引用して言及することがあった
余談
この時に相手ブログに通知がいくのみならず相手ブログに自分のブログへのリンクが自動で追加されるトラックバックという仕組みがあり、複数のブログサービスを横断して言論の相互リンクネットワークが生まれてた
まあ喧嘩し始める人と宣伝しまくるスパムブログのせいで崩壊したのだが
Tumblrは他者のサイトの選択範囲を引用して新規記事を作成するブックマークを提供した
これを使うことでどんなサイトからでも「選択してワンクリック」して「選択範囲の引用とリンク付きの記事」をTumblrに投稿できた
長文を引用して一言コメントつける人、そもそもコメントすらつけない人が現れた
余談だけどエロサイトから気に入った画像をクリップしまくってお気に入りコレクションみたいなものを作る人もいた
この流れを見ていた運営がオフィシャルにReblog機能をつけた
と時系列のように書いてるけど最初からあったかも知れない
他人のTumblr投稿にReblogボタンがついて、ワンクリックでコピーを自分の投稿一覧に追加できる
コメントをつけることもできるがつけないで投稿する人も
コメントのやり取りをしていくケースもあったがめちゃくちゃネストした引用記法になってたので想定ユースケースではなかったのだろう、使いづらかった
これより後に、TwitterのTweetをRetweetする、という行動が生まれた
最初はその機能がTwitterになかったので自分でコピーしていた
こうして私は、レバレッジメモの読み返し用の Web サービスを作りまし た。本を読みはじめるときにその本の情報を登録しておけば、読んでいる 最中にレバレッジメモを作る場合に、ワンタッチで書誌情報へのリンクが 入るようにしたわけです。しかし、読み返しのしくみの設計で失敗し、読 み返すことの苦痛によって使わなくなってしまいました。 このサービスでは、メモから不要な情報を取り除いてさらに短くするこ とを最も良いことだとしました。その次に良いことが、不足している情報を加筆することとしました。単に複製するだけの行為は良くないものだと しました(注37)。こう設計することで、繰り返し読み返すうちにどんどん情報 が濃縮され、質が改善するだろうと考えたわけです。
注37: 当時マイクロブログの Tumblr が流行っていました。Tumblr は、ほかの Web サイトのコンテンツを 一部選択してワンクリックすることで、手軽に抜き書きを作り自分のブログに投稿できる機能を持 っていました。そこまではレバレッジメモ作りに良さそうだったのですが、このサービスはリブログという、他人の投稿を丸ごとコピーする機能を提供しており、当時の私はそれが良くないものだ と思ったわけです。その後、Twitter のリツイートや Facebook のシェアという類似の機能が出てきたことで、ようやくこの機能が知識創造のためではなく情報伝搬のためのものだと理解しました。
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Retweet以降に重点のある話