Re:Scrapboxは「ブログ」なのか?
まずブログという言葉が流行るよりも前にWeb日記があった はてなダイアリーは2003年リリース
はてなブログは2011年リリース
古くから活動してる人が自分のブログ的なものを「日記」と呼んでるのもそのせい 初期のWeb日記は、本当にWebに日記が書かれているだけだった。
しかしブログシステムの登場によりコメントやトラックバックの機能が生まれ、原始的なSNSの形になっていく 記事にリンクを貼ればその記事を書いた人に通知される
例えばはてなダイアリーには、ユーザのIDをID記法(id:nishiohirokazu)で書けば、その人に「あなたに言及してる記事がありますよ」と通知される仕組みがあった(IDコール) Twitterのメンション(@nishio)みたいなもの
その後、SNSが流行っていく
Twitter、2006年リリース
2008年日本上陸
当時はmixi(2004年〜)やモバゲー(2006年〜)流行の時代
大久保:2008年当時の日本では「mixi」や「モバゲー」といったSNSが流行っていましたが、その中でTwitterはどんな立ち位置になると考えていましたか?
佐々木氏:全く別ものだと思っていました。140字という制限がありますし。それと他のものに比べて圧倒的に1次情報が広がるのが早いので、新しい可能性があると思いました。
Facebookも同じ時期に日本語対応した
この流れを踏まえて2017年に僕が書いたのがこれ
ブログが待っていた情報の即時的流通の機能はTwitterなどのSNSに食われた
残る部分は情報のストックの機能だが、2017年時点でのブログシステムは過去の情報の再利用が弱い
だから僕はブログをやめてScrapboxとSNSを使うことにした
それから5年経って振り返る
情報のストックの場としてのScrapboxは予想通りblogよりも圧倒的に良いものだった
5年間で育った僕のScrapboxは、その前5年間のブログ記事よりも僕にとって有益
Scrapboxの上でのコミュニケーションが以外と有効に機能するものだった
これは井戸端に入り浸り始めて思うようになった
井戸端はWeb日記を再発明した