MBAとはどういう教育なのか
知識を得るところではない
MBAの授業は、大半がケースといわれる、「(大抵は実際にあった)ストーリー+データ」が教材である。そして授業では、「こういう状態に自分が置かれたら、どういう決断をするのか、それはなぜか」が延々と問われる。 ビジネスの結論は、「その選択肢を取らなかったらどうなっていたのか」を検証できないので結果を相対評価することすらできない。それでもとにかく、自分はこう信じているという自分なりの、不完全な結論を何度も何度も出さねばならないのだ。
決断プロセスの確立
決断基準の確立