LLMが理解できる形で文脈情報を保存
nishio 企業におけるデータサイエンスが注目を集めたときに「うちには大量のデータがあるからこれを活用したらすごいことができるはずだ」と言って尺度や前提の揃ってないゴミデータの山を誇った企業があったのと同様に、今後「うちには大量のチャットログがあるからLLMで活用!」と言い出す企業が出る nishio 「どういう状況で何を計測したデータなのかわからない数値の羅列」がデータ分析の役に立たないのと同じように、「どういう状況で何について語ったのかわからない文字の羅列」も役に立たない。「明日の往訪について相談なんですけど〜」「昨日見てもらったプレゼン資料が〜」LLMにはわからない nishio LLMが理解できる形で文脈情報を保存しておかないとLLMが文脈を理解できない。機械可読な形で会話と文脈(資料やデータ)が紐づいて保存されていれば今からでもLLM向けにすることができる nishio LLMの登場前から「情報が将来活用されるためにはどういう形で保存しておかなければならないか」をしっかり考えていた企業はまだ見込みがあると思う